畳表の価格はピンからキリまであります。
どうして差が出るのでしょうか?
値段だけではどれをえらべばいいのか迷ってしまいますよね
畳表の違いの見分け方についてお教えいたします。
畳を作った時に切り取ってしまう畳表の端っこの部分を「耳」と言うのですが
畳表はこの耳が長ければ長いほど高級な畳表となります。
国産でも格安畳表がありますが、それはい草の短い質が低い物を使用してます
冬に植えたい草が梅雨の時期を過ぎて夏に収穫されます
梅雨の時期にたくさんの雨が降るとぐんぐんい草は伸びますが
梅雨に雨が少ないとい草の伸びが悪くなりすると
根の部分が茶色く変色してしまい、、短いい草になってしまいます。
短いい草で畳表にすると変色や色ムラが出来てしまいます。
また、畳表に使われるい草の本数が違います。
高級品はおよそ8000本位のい草で織られてますが
格安品は約4000本以下になる物などもあります
格安品と高級品の表を折りたたんで比べると表の厚みの違いがよくわかります。
高級品はしっかりと仕上がりなり耐久性よく裏返をした時にやけも少なく
値段の違いがよくわかります。
高級畳表は等級付けされたい草を使い畳表が織られております。
普及品はい草の長さが97㎝以上のものが主流ですが
最上級品となると135㎝以上の長さのい草を使い織られます。
い草の長いものを使うと色ムラや変色が出る根の部分を使わないので
見た目も綺麗な畳表になります。
畳表の長さの違い
国産でもピンからキリがありますが
実は中国産でもピンからキリがあります
中国産なら全部が格安畳表とは限りません
中国産のい草でも農産物なので短いい草も長いい草も出来てしまいます。
昔は中国産は品質が悪く劣悪とされてましたが
しかし最近は品質も安定してきて質のよい畳表もございます。